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非上場株式の売却は自由に売買できず、手続きが複雑なうえにトラブルへ発展することも少なくありません。適正な価格や手続の正当性を確保するには、法律知識と交渉力を備えた弁護士の関与が有効です。本記事では、非上場・少数株式の売却に対応する弁護士事務所を紹介。弁護士に相談することで得られるメリットや費用の目安、相談すべき典型的なケースについても解説します。

非上場・少数株式の売却に対応する弁護士一覧

非上場株式・少数株式に特化した、相談実績300件以上の法律事務所

弁護士法人M&A総合法律事務所

弁護士法人M&A総合法律事務所公式サイト
引用元:弁護士法人M&A総合法律事務所公式サイト
https://www.malaw.jp/
売れない・安すぎる少数株式に、突破口を

弁護士法人M&A総合法律事務所は、非上場株式・少数株式の売却問題に注力する法律事務所です。同分野に関する相談実績は300件以上あり、会社から買取を拒否されたケースや、納得できない価格を提示されたケースにも対応してきました。法的な権利と株式の価値を整理したうえで相手方との交渉を進め、話し合いで解決できない場合は裁判手続きまで支援。不利な条件で株式を手放すことのないよう、適正価格での売却を目指します。

※参照元:弁護士法人M&A総合法律事務所公式サイト(https://www.malaw.jp/)

非上場株式売却の支援内容

非上場株式は、譲渡制限を理由に会社から売却を拒まれたり、買取義務がないとして交渉に応じてもらえなかったりすることがあります。弁護士法人M&A総合法律事務所では、定款や株主構成、これまでの交渉経緯を確認し、譲渡承認請求や株式買取請求、価格決定申立てなど、会社法上の手続きを踏まえて売却への道筋を組み立てます。

会社から額面や配当還元価格を基準とした低い金額を提示された場合も、その価格をそのまま受け入れる必要はありません。M&Aとファイナンスに知見を持つ弁護士が、収益還元法やDCF法などを用いた株式評価を検討し、会社側の算定根拠に反論。株式の実質的な価値を数値で示し、買取価格や支払条件の見直しを求めます。

交渉で合意できない場合は、株式売買価格決定の申立てや訴訟まで一貫して対応。必要に応じて公認会計士・税理士と連携し、鑑定、契約、決済、売却後の税務まで見据えて支援します。非上場株式・少数株式について300件以上の相談実績※を公表しており、親族間の対立や経営陣による情報開示拒否など、長期化しやすい問題も相談できます。

※参照元:弁護士法人M&A総合法律事務所公式サイト(https://www.malaw.jp/)/2026年10月調査時点

非上場株式売却事例

引用元:弁護士法人M&A総合法律事務所公式サイト
長年動かなかった相続株式を
主張額の約8割で売却

父の死後、地方の非上場製造業会社の株式約12%を相続した依頼者は、経営を握る長男から配当も情報開示も受けられず、株式の価値を受け取れない状態が長年続いていました。転機となったのは、合併・株式交換への反対に伴う株式買取請求です。弁護士法人M&A総合法律事務所が収益還元法・DCF法による鑑定を提出したところ、会社側の鑑定額とは10倍以上の開きがあり、裁判所で鑑定人が選任されました。最終的に、依頼者側の主張額の約8割に相当する評価が示され、代表者の資産管理会社による買取で和解。長年動かなかった相続株式を現金化し、親族間の対立にも区切りをつけました。

※参照元:弁護士法人M&A総合法律事務所公式サイト(https://www.malaw.jp/case/share_kaiketsujirei17/)
引用元:弁護士法人M&A総合法律事務所公式サイト
買取拒否・低額提示を覆し
当初提示額の約2倍で売却

親族経営の非上場会社を退任した後も、約10%の株式を保有していた依頼者。配当がない一方で経営陣の公私混同が続いていたため、関係を整理しようと売却を申し入れましたが、会社側から提示されたのは、少数株主であることを理由に配当還元価格で算定した著しく低い金額でした。そこで、弁護士法人M&A総合法律事務所は、収益還元法・DCF法による評価書を提示し、配当政策が恣意的な場合には実態を反映しないと指摘。交渉の結果、社長個人による一括購入が決まり、当初提示額の約2倍で売買契約が成立しました。売れないと諦めかけていた株式を納得できる水準で現金化し、長年続いた経営関係を円満に整理できた事例です。

※参照元:弁護士法人M&A総合法律事務所公式サイト(https://www.malaw.jp/case/share_kaiketsujirei18/)

非上場株式売却支援に関する料金

相談料
(来所・Zoom)
1回目:33,000円(税込)/50分まで
2回目:55,000円(税込)/50分まで
3回目:77,000円(税込)/50分まで
※相談内容や相談方法、日時などによって加算される場合があります
売却・処分業務
(交渉)
着手金:330,000円(税込)
月次報酬:なし
連動報酬:経済的利益の13.2~39.6%(税込)
売却・処分業務
(価格決定裁判)
着手金:330,000円(税込)
月次報酬:稼働時間に応じたタイムチャージ
連動報酬:経済的利益の13.2~39.6%(税込)
その他の手続き 着手金:330,000円(税込)
月次報酬:稼働時間に応じたタイムチャージ
連動報酬:経済的利益の13.2~39.6%(税込)
最低連動報酬 3,960,000円(税込)
※印紙代、郵送費、交通費、鑑定費用、事務手数料などは別途発生します。具体的な料金は案件の内容や対応範囲によって異なるため、詳細は事務所へお問い合わせください。
※参照元:弁護士法人M&A総合法律事務所「弁護士費用」(https://www.malaw.jp/fee/)、弁護士法人M&A総合法律事務所「ご相談約款」(https://www.malaw.jp/termsandconditions/)(2026年10月調査時点)

基本情報

所在地 〒105-6017
東京都港区虎ノ門4丁目3番1号
森トラスト城山トラストタワー17階
受付時間 8:00~21:00(土日祝含む)
電話番号 03-6435-8418
公式HP https://www.malaw.jp/

アイシア法律事務所

アイシア法律事務所は少数株主権や非上場株式の売却トラブル解決に特化した法律事務所であり、依頼者のリスクを抑える完全成功報酬制を採用している点に特徴があります。高い専門性を持っており、M&Aコンサルティングに近い視点からサポートを行います。

非上場株式売却支援に関する料金

着手金 着手金 相談により無料(※完全成功報酬プラン適用の場合)
成功報酬 経済的利益の一定割合
※事案の難易度や規模に応じて協議
タイムチャージ 原則なし(※スポット依頼は時間制で対応する場合あり)

弁護士法人朝日中央綜合法律事務所

朝日中央綜合法律事務所は非上場株式の売却支援に注力している法律事務所であり、会社との対立関係にある少数株主の権利実現を得意領域としています。高額かつ複雑な案件に対応した経験も有しており、さまざまなケースで支援が可能です。

非上場株式売却支援に関する料金

法律相談料
(非上場株式の法律相談を含む)
5,500円 / 30分(税込)
着手金 報酬金の20%を超えない範囲(依頼人との協議により決定)
成功報酬 売却価格のうち5億円以下の部分:6.6%(税込)
売却価格のうち5億円を超える部分:5.5%(税込)

さくら共同法律事務所

さくら共同法律事務所は、非上場株式・譲渡制限株式・少数株主の論点に精通している法律事務所です。買取請求の可否判断や会社との交渉設計、買い手探索などといった難しい論点を弁護士が一貫して支援しています。

非上場株式売却支援に関する料金

相談料 無料※
着手金 公式サイトに記載がありませんでした
成功報酬 公式サイトに記載がありませんでした

弁護士法人ALG&Associates

弁護士法人ALG&Associates では、会社法の知識や交渉経験をもとに現実的な解決をサポートします。単なる価格の提示に留まることなく、株主として行使できる権利や法的手段を根拠に実効性ある合意形成を目指します。

非上場株式売却支援に関する料金

相談料 初回来所相談30分無料
着手金 一般:38.5万円~(税込)
顧問契約を締結している場合:27.5万円~(税込)
成功報酬 一般:経済的利益の33%(税込)
顧問契約を締結している場合:経済的利益の22%(税込)
※最低成功報酬は着手金の1.5倍
交渉を延長する場合、1か月につき11万円(税込)が必要

牛島総合法律事務所

牛島総合法律事務所では、非上場同族会社の少数株主による売却・買取トラブルなど、複雑な事案の相談実績を有しています。少数株主支援に注力しており、複数の弁護士によって重層対応を行う点が特徴です。

非上場株式売却支援に関する料金

公式サイトに記載がありませんでした。

虎ノ門パートナーズ法律事務所

虎ノ門パートナーズ法律事務所では非上場株式の売却のほか、買取交渉のサポートも行っています。税理士法人との連携も行っており、法務と税務の両面から実務的なサポートを行うことが可能です。

非上場株式売却支援に関する料金

相談料 初回無料
2回目以降は1時間あたり11,000円(税込)
着手金 無料
タイムチャージ 1時間あたり33,000円(税込)
目安として半年間で最大12時間まで(案件内容により提案書で具体的に提示)
成功報酬(任意交渉による株式売却成立時) 株式売却価格×7.7%~11%(税込)
※源泉税・譲渡税控除前の価格が基準。発生済みのタイムチャージ報酬は報酬金の上限内で充当。
成功報酬(裁判・申立手続による株式売却成立時) 株式売却価格×15.4%~22%(税込)
※価格決定申立や訴訟で売却が実現した場合。タイムチャージ報酬は報酬金の上限内で充当。

非上場株式の売却を弁護士に
相談するメリットとは?

非上場株式の売却では、会社の承認や価格交渉など、法的な判断を伴う局面が多くあります。相手との関係性が複雑な場合や、株式の評価・手続きに不安がある場合は、早い段階で弁護士に相談することで、リスクを最小限に抑えながら円滑な解決を図ることができます。ここでは、弁護士に相談することで得られる主なメリットを整理します。

売却交渉における法的リスクの
低減

非上場株式の売却では、譲渡制限や価格交渉の不一致など、法的なトラブルに発展するケースが少なくありません。交渉過程では、定款の内容や株主間契約の拘束力など、専門的な判断が求められます。弁護士が関与することで、契約書の確認や交渉への同席、条件提示時の法的整合性チェックが可能となり、後の紛争リスクを大幅に抑えられます。

適正な株価算定の支援

非上場株には市場での取引価格が存在しないため、会社の財務状況や将来収益をもとにした独自の株価算定(バリュエーション)が必要です。算定自体は公認会計士や税理士の専門分野ですが、弁護士は専門家との連携を通じて、法的観点から算定プロセスや契約内容の妥当性を確認します。評価額をめぐって意見が対立した場合も、法的根拠に基づく整理と対応で、交渉を優位に進められるでしょう。

税金対策や手続きのサポート

株式を売却して得た利益には課税が発生します。上場・非上場を問わず税率は同じですが、非上場株式では時価の判定や自己株式の買い取りによるみなし配当、親族間譲渡によるみなし贈与など、追加課税のリスクが伴います。弁護士に相談すれば、税理士と連携して税務対応の方向性を整理し、申告準備を滞りなく進めることが可能です。

※弁護士は税務申告の代行や株価算定(評価額の算出)の実務は行いません。必要に応じて税理士・公認会計士・M&A仲介と連携し、全体を法的に有効なスキームへ統括します。

弁護士に相談すべきケース

会社経営者が非上場株式の
売却を検討している場合

事業承継やM&Aの一環として、経営者自身が保有する株式の売却を検討するケースです。単なる株式の移転にとどまらず、経営権の移動や従業員の処遇、取引先との関係維持など、幅広い法的論点を踏まえる必要があります。会社の将来に影響する重要な判断であるため、弁護士の助言を得てリスクを整理しながら、慎重に進めていくことが望ましいでしょう。

株式の売却でトラブルが
発生した場合

「会社に株式の買い取りを請求したが、不当に安い金額を提示された」「親族に株式を譲渡しようとしたら、他の株主から反対された」といったトラブルは少なくありません。このような場面では感情的な対立が生じやすく、当事者同士での解決は困難です。

弁護士が代理人として交渉を担えば、冷静さを保ちながら法的根拠に基づいた話し合いが可能になります。仮に交渉が決裂し裁判に発展した場合も、そのまま一貫して対応を任せられる点で安心です。

非上場株式の売却を
弁護士に相談する費用

弁護士に非上場株式の売却を相談する際は、どの程度の費用がかかるのか気になる方も多いでしょう。依頼内容によって費用の構成や支払いタイミングが異なるため、事前に把握しておくことが大切です。ここでは、一般的な弁護士費用の目安と、費用を確認する際のポイントを解説します。

相談料

弁護士に正式依頼する前の段階として、まずは「法律相談」を利用できます。初回相談を無料で実施している事務所もあれば、「30分5,500円(税込)」といった時間制を採用しているところもあり、料金体系は事務所によってさまざまです。

相談料の差は、相談範囲の広さ(資料の確認や契約条項案の作成を含むか)、事前準備の有無、担当弁護士の経験などに起因します。無料相談は短時間で概要確認にとどまることが多いため、資料精査が必要なケースや会社と対立している状況、期限が迫っている場合には有料相談のほうが適しています。予約前に相談の適用条件や対応範囲、資料提出の有無を確認しておくと安心です。

着手金

弁護士に正式依頼する際には、最初に「着手金」を支払うのが一般的です。近年では「着手金無料」とし、実際にかかった時間に応じて費用を算出するタイムチャージ制を導入する事務所も増えています。また、依頼者の経済状況や案件の難易度に応じて金額を調整するなど、柔軟な対応を行うケースも見られます。

成功報酬

交渉や裁判が望む結果で終結した場合に支払う費用です。料金体系は事務所によって異なりますが、解決内容や得られた経済的利益の大きさに応じて報酬額が決まるのが一般的です。

成功報酬は、委任契約で定めた成功要件(最終契約の締結・クロージング・和解・判決など)を満たしたときに発生します。料率や計算基準(売却価格や経済的利益の割合)、税込・税抜の扱い、支払時期などは事務所ごとにルールが異なるため、契約前に明確にしておくことが重要です。

※M&A仲介の手数料(レーマン方式)とは別途発生する弁護士費用です。下記は各事務所の公開例で、相場を示すものではありません。最新条件は必ず各リンクでご確認ください。

売却方法により料率が変わるケース

売却価格により料率を分けて合算するケース

法的トラブルは
弁護士に相談を

弁護士は、非上場株式の売却に伴う法的リスク(譲渡制限の承認、契約交渉、紛争対応など)を軽減できる心強い相談先です。評価や税務の領域でも、公認会計士(株価算定)や税理士(申告・税務設計)と連携し、法的な整合性を保ちながら全体を統括・助言します。特に会社との対立や経営権の移動を伴う場合には、法的観点からの助言が不可欠です。

もっとも、抱えている課題の内容によって、適切な相談先は異なります。

  • 譲渡制限・反対株主・紛争などのトラブルを解決したい場合:弁護士法人
  • 相続した株式の評価や税金対策を知りたい場合:税理士法人
  • 買い手探索から株式譲渡・事業承継まで依頼したい場合:M&A仲介会社

以下のページでは、非上場株式売却の状況・悩み別に相談できる事務所や会社を紹介しています。相談先選びの材料としてご活用ください。

非上場株式売却で
よくある悩みと
主な相談先

非上場株式の取引は、上場株と違い法的手続きや税務対応が複雑なため、専門家への相談が不可欠です。
ここでは、弁護士・税理士・M&A仲介会社の中から、目的別に信頼できる3つの相談先を厳選してご紹介します。

株式買取業者は、詐欺行為や無登録営業による違法性が問題になっている

一部の株式買取業者は、無登録での営業や詐欺的な手法、非弁行為(弁護士でない者が弁護士の業務を行うこと)など違法性が問題視されており、大阪高等裁判所2024年7月12日判決では株式買取業者の行為が非弁行為にあたると判断された判例もあります。また、高額買取をうたって実際は買い叩くケースもあるため、一定のリスクがあることを理解したうえで相談することが重要です。

※参照元:大阪高裁令6.7.12判決(判例タイムズ1530号86頁) (https://www.hanta.co.jp/books/8743/)
少数株式を円満に
売却したいなら
弁護士事務所がおすすめ
例えばこんなケースに
  • 会社に株式買い取りを依頼したところ、安い買取価格を提示された
  • 相続した株式を手放したいが、トラブルになりそう
良い弁護士事務所の選び方

株式買取に詳しく、M&Aやファイナンス理論の知見があることが重要です。対応実績と交渉力を事前に確認しましょう。

株式売却に伴う
各種税金の算出なら
税理士事務所がおすすめ
例えばこんなケースに
  • 株式を譲渡するにあたり、税負担を最小限にしたい
  • 親から相続した非上場株式の評価や税金が心配
良い税理士事務所の選び方

資産税・自社株評価に強い税理士法人か確認。M&Aや法務に対応できる他士業と連携しているかどうかも大切です。

100%株式の
買い手探しなら
M&A仲介会社がおすすめ
例えばこんなケースに
  • 非上場株式を100%保有しているが、売却先が見つからない
  • 第三者に売却したいが買い手の目処が立たない
良いM&A仲介会社の選び方

業種や規模に合った買い手ネットワークを持っているかを見極めましょう。成約するまでのスピードもポイントです。

非上場株式売却の
お悩み別の相談先を
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